詩のない詩集

ここには詩を書く予定だったのだが

なぜオカルティズムが政治の場に進出できたか。

  1. ヒムラーのパーソナリティ
  2. 人種理論の非科学性
  3. アーリア人種という夢想

 ヒトラーは疑似科学の、ヒムラーはオカルティズムの世界に属する人間だった。
 疑似科学を信奉する政治家は、当時も現在も相当数いるだろう。また、オカルティズムを信奉する政治家も、少数ながら存在した*1
 しかし、これらの信念をこれほどに具体化して見せた政治家は、彼らだけであろう。また、このようなことを可能にした政体も、ナチス・ドイツだけであっただろう。

*1:例:ブルワー=リットン