詩のない詩集

ここには詩を書く予定だったのだが

2009-01-01から1年間の記事一覧

何かを示したり意味したりするものが、記号である。 たとえば、足跡は、そこに何者かが歩いたことを意味するので、記号である。

『ここからはじまる倫理』

Encyclopedia Of Philosophy作者: Donald M. Borchert出版社/メーカー: Macmillan Library Reference発売日: 2006/01/31メディア: ハードカバー クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る Common Values作者: Sissela Bok出版社/メーカー: Univ of Mi…

二つの不法侵入

表現が不法侵入でだめになった二つの事例 このふたつに道徳的に重大な違いはあるのか

H・ワロンは嫉妬を一種の同情(sympathie)だと説きます。たとえば妻と関わりをもっている男がいるとすれば、私はその男を押しのけて、自分がそれに変わらねばなりません。もし自分が自由に動くことができれば、そうするでしょう。つまり、妻と関係をもってい…

価値相対主義と選好功利主義

「何かを欲しいと思っていることや、それをわざわざ手に入れようとする気があることと対比して、その何か(原文では傍点)は価値があるとか、それを価値ありとしているとかいうことによって何を意味しているのかが、われわれにはわかっているのだろうか。現…

哲学のパターンのひとつ

1.ある問題について、一見すると真であるような命題の集まりをつくる。 2.1で集めた前提から矛盾を導出する。 3.矛盾しないように前提を再構成してやる。

http://macska.org/article/256

http://d.hatena.ne.jp/kenjiito/20090704/p1

何びとといえども、行為が意見と同様に自由でなくてはならない、と主張するものはいない。むしろ反対に、意見ですら、それを発表するときの事情によって、その発表がある有害な行為に対する積極的な煽動となるような場合には、その免罪性〔自由の特典〕を失…

id:apesnotmonkeysさんのいいかったこと(多分)

http://d.hatena.ne.jp/apesnotmonkeys/20090605/p1 「この憲法が国民に保障する自由及び権利」を「不断の努力によつて」「保持」することは強要されている、と言いうるんだよ。だって、われわれ国民がその「保持」のための努力をしないのに日本国政府が自発…

http://d.hatena.ne.jp/miyakichi/20090601/1243820795悲しいかな、実定法を変えても実定道徳を変えられるわけではない。

実定道徳の話

http://d.hatena.ne.jp/NaokiTakahashi/20090601/p21.現在の実体道徳(*)に対するフェミニストの批判は正しい。 2.フェミニストたちの主張は、法規制を正当化しない。私はid:NaokiTakahashiさんの考えを以上のように理解しており、それに同意している。(*…

結論

自然についての観念は文化である。

方法と認識

自然に働きかけ、手を加えるためには、自然に対する知識が必要となる。

自然の対概念としての文化

外部にある自然に対して、働きかけ、手を加える行為・やり方、そしてその成果物は文化と呼ばれる。

日本国憲法を守らないやつは

日本から出て行け。 というタグをこれからはてブで使おう。 憲法とは何か (岩波新書)作者: 長谷部恭男出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2006/04/20メディア: 新書購入: 4人 クリック: 35回この商品を含むブログ (97件) を見る