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ナチズム、とりわけその人種論・民族(民俗)への考え方の思想的基盤を明らかにしようとする論考。
社会ダーウィニズム
- エルンスト・ヘッケル
人種論
- ゴビノー
- 『人種不平等論』
- 「人類を白人種、黄色人種、黒人種の三基本人種に分け」、白人種のうちアーリア人こそ「肉体的な美と知恵を兼ね備え、他の民族を支配する能力と道徳を持ち、貴族政的システムを完成させた」、とした。
- 「人種間の混血こそ歴史の没落の原因である」という思想。
- ラプージュ
- 『アーリア人とその社会的意義』
- 優生学に基づきアーリア的貴族人種を創造する。
- 有害な人々を断種し、ゲットーに隔離する。
- 以上二点を要請した。
参考・引用文献ヒムラーとヒトラー―氷のユートピア (講談社選書メチエ)